fionak’s blog

札幌在住。スマホゲームはやめました。

2001年のビーズキットを作りながら当時を思い出した

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『スワロフスキーが品薄』ってのが、
時代を感じるなあ。

何年ごろか忘れましたが、
皇室の方が小粒のスワロフスキーを大量に使う、
ネックレスをつけていらして、
地元のカナリヤ(手芸店)にも、
見本が飾られていました。

当時はビーズ手芸が大ブーム。
それ系の雑誌も次々と出ていました。
スワロフスキーはそのキラキラ感が大人気。

ただ、あまりにもギラギラなので、
控えめな人はチェコビーズ(同じサイズで、そんなにギラギラしない)を好みましたなあ。


今より女性が働きにくくて、
主婦文化だったんですよね、手芸は。

フェミニストが嘆いていたのは、
女性たちが、
『働いて、さらにお金を取られる』
仕事を好んでしていたこと。

収入になるどころか、
逆に材料などにお金がかかるような、
フラワーアレンジメントや、
習い事がらみの資格(金を取られる)とか、
ビーズ手芸、
その他『主婦っぽい仕事(?)』
をしていて、
そういうの、
一見社交的に見えても、
全然社会進出になってないし、
儲からないから自立もできない。
費用は当然、夫の収入から出てるという。


今見ると馬鹿馬鹿しすぎるんだけど、
当時は、
『専業主婦vs兼業主婦』
みたいなテレビ番組までありました。


女性たちが昔から、
パッチワークや編み物などの手芸に走るのは、

『仕事がないから』
『家事育児以外のことをしようとすると非難されるから』

という面もありました。

女性だって男性と同じか、時にそれ以上に、
能力や感性を持っていたのに、

それを生かす仕事ができない。


だから、
自分の持てる最大の才能や感性を、
編み物やパッチワークの模様、
あるいはネイルアートにつぎ込むわけです。


私、長らくかぎ針が苦手だったんですが、
それも、あの複雑怪奇な『編み図』のせい。

あれ、絶対、
数学的図形能力を持ちながら、
それを生かす仕事ができない女性が作ったんだよ(と私は勝手に妄想していますが、実際どうなのかは知らない)

昔の女性はほんと、
自分を表現することすら非難されて、
メンタルが大変だっただろうなあ。


私、昔から、
『女性がファッションとかコスメに使う熱意を、
仕事に使えば、世の中良くなるのに』
と思っていました(;´д`)

まあ、色事に縁のないタイプだったからですが、


今では、『メイクした自分の顔』で儲ける、
美容インフルエンサーまでいる世の中。

主婦もネットで何らかの収入を得るのが普通になり、
手芸も逃げ道ではなく、
ちゃんとした創作と見なされ始めました。


今は作ったものを売れるんですよね。
(ビーズ系はあまり売れないけど)

当時は自分で使うだけでした。
完全に自己満足です。



たかがビーズ、されどビーズ。
手芸の歴史は、
意外と重いのです。


冒頭の2001年のキットですが、
一時間もかからずに完成。
密封されていたせいか、
劣化もなく、深いレッドがキラキラです(*´∀`)

これ、若い頃より、
年をとった今のほうが合う色かも。
自分で作るからサイズも調整できたし。


これから、つけて歩きたいと思います。